3月19日は長男の中学校卒業式でした。
受付時間の少し前9：30頃は曇り、桜は少し咲いていました。
「瑠璃色の地球」に合わせて担任の先生と生徒たちが入場。開式です。
この中学校の式の1番の見どころは、校歌合唱です。入学式の時は初めて聞いたので圧倒されてしまいました。適当に歌う生徒は1人も見当らず全員が魂こめて歌うのです。この学校の最も大事にしていることのひとつです。
卒業する生徒たちは、何も見ずに全く間違えずに素晴らしいハーモニーで歌うことが出来ます。
ところが、今年はコロナで歌うことができません。去年は卒業式がなくなったと思うので卒業式が行うことができるだけでも有難いことです。
それでも、やっぱり指揮者と伴奏者がいつも通りに行い歌唱だけがない光景の中で先生方も保護者も生徒も「見えないウイルス」に対してやるせない気持ちになり、涙が溢れてしまいました。ピアノ伴奏の女生徒も泣いています。
休校、リモート学習、修学旅行・学習発表会中止、オンライン高校説明会、例年とは違う受験、、先生方も生徒も本当に大変だったと思います。
先生、保護者、生徒の気持ちが重なり涙、涙の卒業式でした。
式が終わり、外に出てるととってもいい天気！保護者が生徒を送る道をつくり送り出しです。その後は距離をとりながら自由に写真撮影。下級生は参加しないので少人数での送り出しでしたが、印象に残るよい卒業のセレモニーでした。
息子は式では泣かずに、家に帰ってから自分の部屋で泣いてしまいました。3年前は身体が本当に小さくて精神的にも子供だったけど大きくなったね。私は、今から息子からの手紙をじっくり読みたいと思います。
