映画 「はじまりのうた」 レビュー

Entertainment

最近疲れているので、明るい前向きな映画が観たい!観る前に口コミなどを見ずに直感で「はじまりのうた」を選びました。

製作年 2013

製作国 アメリカ

監督 ジョン・カーニー

感想

あとからジワジワといい映画だったと思える不思議な映画でした。大きな事件があるわけでもないのですが、音楽を通して(音楽に対する)価値観が同じ者同士が音楽を作っていく。そして最悪の状況を自ら打破していきラストは主人公らしい道を選びまさに「はじまり」。

「価値観が同じ」って言葉では簡単だけど、なかなか「同じ」にはならない。若いときは同じ環境で似たような境遇の友人がすぐに集まるけど、大人になると人それぞれ抱えているものが違うし、それを打ち明けられない。また、頭の中で理想があっても実際には生活がかかっていてお金のために理想とは違う選択をしなければならない現実。

この映画で音楽を通して描かれている世界を、自分の身に落とし込んでみると、、「仕事」を通して仲間を見つけることが出来たことを当たり前じゃなく幸せなことなんだと思いました。そんなこと考えたことが今までなかったけれど、そのことに気づかせてくれた映画です。

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